防災訓練 2023/6/5

自主防災会が企画し、毎年2回(6月と11月)に防災訓練を実施しています。

前期(6月)防災訓練は西登戸公園、後期(11月)防災訓練は5丁目緑地公園で行います。


令和5年の前期防災訓練は、千葉市 中央消防署臨港出張所の消防士さんのご指導で

1)防火水槽からポンプで水をくみ上げて放水

2)水消火器を使って、消化器の使い方 

3)「火消し君 PRO」を使い、道の消火栓からの放水の訓練をしました

【教訓】

❶家庭の消火器での消火は、炎が天井に届くまで!(炎が天井に届いたら、すぐに逃げ出すこと。)

 火事では、煙が燃えます。煙の中のガスなど様々な物質が、700度を超えると突然一斉に燃え出します。天井に届くほどの炎になると、あっという間に火に包まれてしまいます。

❷防火水槽や消火栓・排泥線からの放水どんなときに使うの?

 大災害時など、手が回らず消防車が来られないときに使います。

❸回覧板の効用を見直そう

 回覧板はお知らせだけでなく。回ってこないときに「何かあったのか?」と近所の助け合いの機運を高める。

❹火事の原因ベスト5

 1)たばこ 2)放火と思われる 3)コンロ 4)配線 5)電気機器


1)防火水槽からポンプで水をくみ上げて放水 

西登戸公園の地下には200トンの防災水槽があり、防災倉庫にはポンプが保管されています。

倉庫の出口にスロープを置いて、ポンプを引き出します。

防火水槽の蓋をあけます。

(腰を痛めないように!)

給水管を入れます。

(先端に竹籠が)

エンジンを掛けて、

レバーを調整して準備を整え、ホース係に声を掛けてから、ポンプの栓を開けば、勢いよく水が飛び出します。

ホースの水を抜いて、後始末もしっかりと。

大量の水が公園から流れだして、、、

安全確保のため、交通整理をする,消火班の隊長・副隊長



2)水消火器を使って、消化器の使い方を練習 

1)まず「火事だー」と大声 2)ホースの先端の方を持つ 3)ピンを抜き、レバーを握って 4)炎の手前から左右に掃くように水をまきつつ近づく


3)「火消し君 PRO」を使い、道の消火栓からの放水

西登戸公園の防災倉庫に「火消し君 PRO」が保管されています。

(5丁目緑地公園の防災倉庫、自治会館の玄関にも同じセットあります。)

道路のマンホールのうち、周囲を黄色くペイントされているのは、「消火栓」か「排泥栓」です。

 

火消し君プロをセットして放水できます。

火消し君 PROを使うときは

「十字レンジ」(左手)と「スピンドル」(右手)もわすれずに。

 

前者はマンホールの蓋を開けます。

後者は、消火栓の口を開くのに必要です。


お疲れ様でした-



令和6年度前期(春)防災訓練

令和6年 春期 防災訓練を実施しました。

今年も臨港出張所の消防士さんのご指導で

1)防火水槽からポンプで水をくみ上げて放水

2)水消火器を使って、消化器の使い方 

3)「火消し君 PRO」を使い、道の消火栓からの放水の訓練をしました。何回やっても、いざというときに十分できるか心配です。


令和6年度後期(秋)防災訓練 

令和6年11月10日(日) 秋の防災訓練を行いました

今回は(1)消化器訓練(2)火消し君プロ(3)AEDの訓練をしましたが、

特に(3)AEDでは、新たな教訓が多々ありました。

【教訓】

❺ 一番大切なのは胸部圧迫(心臓マッサージ)を継続すること

 呼吸がないか、普段どおり息をしていない場合、AEDより心臓マッサージを継続することがまず大切

 血流が止まると、存命率があっという間に下がっていく。勇気を出して、胸部圧迫(心臓マッサージ)に踏み出そう。

【倒れている人を発見したら】

1)近寄っても安全か、周囲の状況を確認(落下物、交通状況、有害ガスが無いことなど、自分の安全を確認)

2)意識の有無を確認 「どうしました。大丈夫ですか?」

 ・最初はそっと(泥水かも?⇒急に刺激すると怒って殴りかかるかも...)⇒だんだん大きな声で、激しく揺する

3)呼吸の確認

 ・口に耳を近づけ、胸部の上下動を見ながら10秒間観察

4)手助けしてくれる人を指名する 「意識もなく、呼吸も異常です。だれか手助けをお願いします」

 ・日本人はシャイ⇒「あなたお願いします」と指さし、目を見てしっかり依頼する

 ・「あなたは、119番をお願いします」

 ・「あなたは、AEDを持って来て下さい」

 ・「ご家族や知り合いの方はいませんか」

5)胸部圧迫(心臓マッサージ)を開始する

 ・救急隊が来るまで続ける

 ・AEDがあっても無くても、継続して実施する

 ・交代で実施するとよい

6)AEDが到着したら、スイッチを入れ、アナウンスに従う 

  ・服を脱がせいるときは、家族等がいれば許可を得る